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髪人楽人(海人?)では、シャンプー剤の成分についてさえ勉強してるのです。

   〜 ingredient of the shampoo 〜

 このページでは、「シャンプー剤の成分」について、ざっくりと書いています。

洗浄基剤

 洗浄基剤とはシャンプー剤の主成分で、主な働きと成分名は以下のとおりです。

主な働き
 洗浄基剤の主な働きとは、「汚れの洗浄と泡立ち」です。まさにメイン業務です。

主な成分名
 主な成分は、「シャンプー剤に最も適している界面活性剤」の称号を持つ「アニオン界面活性剤」です。そして、「アニオン界面活性剤」には、以下のような種類があります。
 ・高級アルコール系界面活性剤
 ・石鹸界面活性剤
 ・アミノ酸系界面活性剤

洗浄助剤

洗浄助剤とはシャンプー剤の副成分で、主な働きと成分名は以下のとおりです。

主な働き
 洗浄助剤の主な働きとは、「泡立ちと泡質を良くする」ことです。まさに助け役です。

主な成分名

 主な成分は殺菌・柔軟作用を持つ「両性界面活性剤」と、浸透性を高める「ノニオン界面活性剤」です。

コンディショニング剤

コンディショニング剤とはシャンプー剤の副成分で主な働きと成分名は以下のとおりです。

主な働き
 コンディショニング剤の主な働きとは、「髪にしっとり感やツヤを与え、手触りやクシ通りを良くする」ことです。予想通りの働きっぷりです。

主な成分名
 主な成分は、「油分」「ppt」「カチオン化セルロース」などです。

結局、どんなシャンプー剤が良いの?!

アニオン界面活性シャンプー剤の分類
 アニオン界面活性剤が主原料の洗髪剤には
 ・高級アルコール系
 ・石鹸系
 ・アミノ酸系
 などがあります。

だから!?何が良いの!?
 どんなシャンプー剤が良いのか?
 一言で言えば、この議論に正解はありません。
 「低刺激」にこだわるのであれば「両性イオン界面活性シャンプー剤 = ベビーシャンプー剤」となりますが、「職業柄、油脂分が頭髪・頭皮に付着してしまう人」が、その弱い洗浄力で良いのか?という話になります。
 ちなみに一般に、アニオン界面活性シャンプー剤をランク付けすると
 1位 アミノ酸系
 2位 石鹸系
 3位 高級アルコール系
 とはなります。しかし、順位イコール正解とも言いきれません。

 が、ただひとつ、これだけは言えます。
 洗髪で大事なのは、シャンプー剤選びよりも「すすぎ」なのです。