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シラミの感染予防 〜シャンプー・ドライヤー〜

シラミの感染予防には、シャンプー・ドライヤーが有効です。

このページでは、「シラミをいかにして予防するのか?」について述べていきます。

アタマジラミの感染予防

 アタマジラミは、自らのライフステージである人頭ジャングル以外の場所(床や水中)では、何故か運動能力が鈍ります。元来、飛ぶことも跳ねることもできない昆虫です。「冷静になること」で十分に予防できるのです。

適切なヘアケア
 小学校高学年以上の児童、そして大人にアタマジラミが寄生しづらい理由の筆頭は「きちんとシャンプーしている」という、ごく当たり前の生活習慣です。また、「ドライヤーをかける」「ブラシでとかす」等の行為も、アタマジラミの感染予防には有効です。

物の共用を避ける
 これには、『寝具』『帽子』『マフラー』『タオル』『ブラシ』『クシ』『ヘアゴム』等があげられます。

衣類の重ね置きを避ける
 「アタマジラミの付着した衣類」と「そうではない衣類」の重ね置きを避けましょう。

寝具をセパレートする
 布団を敷く際、布団同士を離すことで、感染の拡大を防ぐことができます。

こまめに掃除する
 アタマジラミは、人の頭部から離れてもしばらく生きています。しかし、頭部から離れた奴らとのスピード勝負では、人類に分があります。文明の利器・掃除機で吸い込んでやりましょう。

小さいお子さんの頭髪は親御さんがチェックする
 近年、アタマジラミの感染事例は増加しています。親御さんが小さい子供さんの頭髪をこまめにチェックする、洗髪してあげる等で、寄生〜増殖を防ぐことができるのです。

アタマジラミについての、よくある質問

通園・通学しても大丈夫?
 もちろんです。
 ただし、他の児童へうつしてしまうことを防ぐためにも、寄生の事実を先生には伝えて下さい。

体育・運動会、出ても良いの?
 もちろんです。
 ただし、「帽子やハチマキを他の児童と共用すること」と「脱いだ衣類の重ね置き」は避けるよう、先生と連携をとって下さい。

プール、入っても良いの?
 もちろんです。
 ただし、「水泳キャップやタオルを他の児童と共用すること」と「脱いだ衣類の重ね置き」は避けるよう、先生と連携をとって下さい。

寄生している児童と遊ばせても大丈夫?
 もちろんです。
 アタマジラミに寄生された児童は、何の罪もない被害者です。
 むしろ、道徳心をやしなう良いきっかけです。
 保護者と先生で連携をとり、全力で被害者を守ってあげて下さい。

コロモジラミの感染予防

洗濯する
 卵は強固に産みつけられるため、普通の洗濯では除去できませんが、コロモジラミ自体は水流で剥がれ落ちていきます。

入浴する
 コロモジラミが人体にしがみついているのは短時間ですが、その「しがみつきタイム」に入浴できれば、身体についたコロモジラミは、いとも簡単に除去できるのです。

掃除する
 掃除をすることで、床に落ちたコロモジラミの服への再付着を防ぐことができます。

交流する
 本人に「寄生された自覚」がなくても、人と接することで、その「異変」に気づいてもらえることがあります。

ケジラミの感染予防

うたがうより行動
 おじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さん・息子さん・娘さん・彼氏・彼女、近しい誰かがケジラミに侵された時は、うたがうよりも行動です。
 寝具・下着を共用しない等の勇気が、感染の拡大を防ぐのです。

剃毛する
 ケジラミの本丸である陰毛を剃毛することで、寄生のリスクは激減すると思われます。

プライベートな激突をさける
 結局はこれです。そういうものです。