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脱毛症の種類 〜男性型脱毛症の三つの型〜

男性型脱毛症他、脱毛症の種類について書いています。

 脱毛症には様々な症例・パターンがあるといわれています。このページでは、それらを列挙していきます。

@ いくつかの症例 〜 case of alopecia 〜

壮年(そうねん)性脱毛症
 もっとも典型的な脱毛症です。男性型脱毛症とも呼ばれ、遺伝的要素・加齢等が主な原因ですが、生活習慣も深く関係してきます。

脂漏(しろう)性脱毛症
 頭皮の脂分が原因といわれています。脂分が多すぎると頭皮に雑菌が増殖し、湿疹・かぶれ等が発生、結果「脱毛の進行につながる」といわれています。が、筆者・髪人代表土肥学は、20年以上のキャリアで一度もこの症例に出会ったことがありません。

粃糠(ひこう)性脱毛症
 フケが原因といわれています。フケが毛穴につまると炎症・湿疹等を引き起こし、「脱毛につながる」といわれています。が、筆者・髪人代表土肥学は、20年以上のキャリアで一度もこの症例に出会ったことがありません。

瀰漫(びまん)性脱毛症
 女性型脱毛症とも呼ばれます。頭皮全体の毛髪が薄くなってしまう症状で、加齢・ストレス・過度のダイエット・過度のヘアケア等が原因です。

分娩(ぶんべん)後脱毛症
 その名のとおり、出産後に症状が出る脱毛症です。産後の亜鉛不足や、ホルモンバランスの乱れが原因で起こります。

牽引(けんいん)性脱毛症
 結ぶ・編み込む等、毛髪を強く引っ張る髪型にすることで起こりやすくなる脱毛症です。

〜 〜 〜 以下デリケートな症例 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 

中毒性脱毛症
 主に薬の副作用が原因です。

瘢痕(はんこん)性脱毛症
 火傷・外傷等が原因です。二度と生えてきません。

円形脱毛症
 長年「ストレス」とされてきたその原因が、近年では「免疫反応の誤作動」であることがわかってきました。

A 男性型脱毛症の三つの型 〜 pattern of alopecia 〜

O型脱毛症
 頭頂部・つむじ付近が薄くなるタイプです。黄色人種に多いタイプで、骨格に原因がある場合が多いです。
O型脱毛症(O型ハゲ)

U型脱毛症
 本来、額の生え際中央部は、残存率の高いエリアです。
 前頭部が後退していくような脱毛パターンの場合、筆者・髪人代表土肥学は「極度の血行不良や内臓疾患等のうたがいがある」と判断しております。
U型脱毛症(U型ハゲ)

M型脱毛症
 額の生え際両脇が後退していくタイプです。欧米人に多いタイプで、実際、欧米型の食生活・食事を好む若年層に多発している脱毛症です。いわゆる通称『M字ハゲ』です。
M型脱毛症(M字ハゲ)

B 円形脱毛症の四つの型 〜 alopecia areata 〜

1.単発型
  一般的な「円形」です。

2.多発型
  上記1.の症状が2ヶ所以上になると、こう呼びます。

3.全頭型
  上記2.が進行すると、なりえる症状です。ほぼ全頭髪が抜け落ち、ほぼ瀬戸内寂聴さんです。

4.
全身型
  ひげ・すね毛・○毛と、あらゆる体毛が抜け落ちる、プライバシー侵害もはなはだしい悪性脱毛症です。

脱

このページのまとめ

ストレスをいいわけにしない

 長年、ストレス性疾患の代表格として君臨した「円形脱毛症」の直接の発症原因が、「ストレスではない?」ことが判明しました。
 「男性型脱毛症」も同様と思われます。もう、「ストレス」をいいわけにすることをやめ、真摯に生活習慣を見直して下さるよう願います。

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